(「異議なし」と呼ぶ者あり)
8: ●
今井りか委員長 ご異議なしと認めます。よって、本件は原案どおり可決すべきであると決定されました。
以上で本
委員会に付託されておりました議案の審査は終了いたしました。
日程第2 所管事務調査 白橿南小学校と白橿北小学校の再編にかかる進捗状況について
9: ●
今井りか委員長 次に、日程第2、所管事務調査、白橿南小学校と白橿北小学校の再編にかかる進捗状況についてを議題といたします。
担当理事者より説明を求めます。
教育総務課長。
10: ●
教育総務課長 白橿南小学校と白橿北小学校の再編にかかる進捗状況について、事前に配付しております資料をご準備ください。
令和3年12月開催の
文教常任委員会でご報告させていただきましたが、白橿南小学校と白橿北小学校につきましては、資料下にありますスケジュールにありますように、令和6年度に白橿南小学校の校地で統合し、その後、令和7年度からは長寿命化改良工事を実施した白橿北小学校で運営を行うことを予定しております。
白橿北小学校の長寿命化改良工事の設計を今年度実施し、統合校開校に向けて、資料右側の下にありますように、統合校の運営についての協議事項として、記載しております新しい学校の名称、校歌、校章、制服、通学路など、様々な内容について検討していく必要があるため、上にあります該当校、白橿南・北小学校の校長先生、中学校の校長先生、幼稚園の園長、各小学校・中学校のPTA代表及び地元代表の方々19名から成る統合準備
委員会を立ち上げました。統合準備
委員会は、あくまでこれらの検討課題について意見を出していただく場として位置づけておりまして、決定する機関ではありません。統合準備
委員会で出された意見を参考にしながら、教育
委員会内で検討し、必要な手続を行った上で、様々な項目を決定していく予定をしております。
4月24日に1回目を開催しております。内容につきましては、資料にありますように、学校名と校歌について議論をさせていただき、学校名につきましては「白橿小学校」を候補としつつ、今後検討を進めていきます。
また、5月25日には2回目の
委員会を開催し、校章と校歌について議論を行っております。校歌につきましては、白橿南・北小学校の子どもさん、児童、保護者、教職員や地域の方々から歌詞に入れたいフレーズを募集することになり、学校・地域に回覧し、今後、ホームページに掲載するなどしてまいります。
統合準備
委員会の開催内容につきましては、「再編だより」を作成し、地域回覧、ホームページ掲載など、広く市民の方々にも知っていただくようにしております。
11: ●
今井りか委員長 ただいまの説明に対して質疑等はありませんか。竹森
委員。
12: ●
竹森衛委員 この第1回の学校再編だよりが、第1回の自治会長会議及び白橿町の連合自治会の総会で
1つ自治会長さんから話が出ているんですけど、それは防犯カメラの設置です。白橿南小学校、7丁目から白橿北小学校まで行く通学路における防犯カメラの設置の問題。子どもたちの安全、見守りを確保するために、その意見が自治会長さんから出ております。
今後もそれは、校章とか校歌の問題、どうするのかという問題がありますけれども、今、今日も子どもの問題で危険を伴うような、持ち帰りというような、言葉で脅すような、そういう事例がニュースで放送されましたけれども、防犯カメラの設置の問題も、意見も全体としての中で出ていると思うんですけども、それは今後、教育
委員会としてはどういうふうにお考えになっているのか、お答えをいただきたいと思います。
13: ●
教育総務課長 防犯カメラにつきましては、2回目の統合準備
委員会で地区の代表の方から通学路の整備の観点でご質問を受けました。防犯カメラに、カーブミラー、それの配置についてもよく検討してほしいということでしたので、今後、学校とPTAの方たちと、まず通学路をどこにするか、どのところを通うのかというのを検討させてもらって、その上でまた防犯カメラの設置についても考えていきたいと思っています。
14: ●
今井りか委員長 ほかに質疑はございませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
15: ●
今井りか委員長 以上で質疑を終わり、説明を終わります。
追加日程第1 所管事務調査 大成中学校水泳授業における民間委託について
16: ●
今井りか委員長 次に、理事者より
発言を求められておりますので、許可してよろしいでしょうか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
17: ●
今井りか委員長 では、お願いします。
教育総務課長。
18: ●
教育総務課長 お時間いただき、ありがとうございます。私のほうからは、大成中学校水泳授業における民間委託についてご報告をいたします。
小・中学校の水泳授業につきましては、コロナの影響で2年連続中止となっておりまして、今年度は、コロナ感染防止対策を取りながら、プールの実施を教育
委員会として決定し、各校準備していたところ、大成中学校のろ過器が故障しました。一旦、応急処置で修理したとしても、大体400万円ぐらいかかるということで、今年度、応急処置をしたとしても、来年度、ろ過器の入替えが必要ということで、高額な費用がかかることが分かりました。
大成中学校としては、今年度、水泳授業は中止せざるを得ないかと考えておられましたが、教育
委員会としては、やはり全ての子どもさんたちに水泳授業を受けさせてあげたいといった思いから、いろいろ検討、様々検討させていただきまして、今回、コナミスポーツクラブ大和八木にて、水泳授業の指導も含め、民間委託を行うことにいたしました。
今回は、ろ過器が故障したことによる緊急措置と考えております。今後につきましては、様々な課題や、学校・保護者・子どもたちの意向も聞き取りながら、よりよい方向性を模索し、小・中学校におけるプールの在り方等について計画を立ててまいりますので、よろしくお願いいたします。
19: ●
今井りか委員長 ただいまの説明に対して質疑等はありませんか。上田
委員。
20: ● 上田くによし
委員 今お話しいただきました大成中学校のプール授業の民間委託についてということですけれども、私ごとですが、大成中学校のPTAの会長の務めをさせていただいておりまして、本年度、プールの授業に向けて、保護者に対して、例えば水着であるとか、そういった準備についての案内を受けていたところ、そういった機器の損傷が見られて、回復が見込めないというふうなことで、今年のプール授業は残念だけれども中止せざるを得ないと。それに伴って、「案内をしておりました水着等の準備についても控えていただきますようお願いします」というふうに、「開催をします」といった通知、それから、「中止をしますので、ご準備についてもとどまってください」というふうな案内まで出されているような状況というふうになっておろうかと思います。
そこへ向けて、民間委託で実施をされようということですと、再度、「やっぱりやります」というふうなことになろうかと思いますけれども、機器が使えないとなったときに、中止をしてしまうのか、それとも民間委託をしてでも実施の見込みがあるのかというふうなことは、調整をされてから案内をすべきではないのかなというふうに考えるんですけれども、その辺りの経過について、もう少し掘り下げてご説明いただけますか。
21: ●
教育総務課長 まず、ろ過器が故障したという旨の連絡を学校から教育
委員会がもらいました。修理についてどれぐらいということで、見積書を出してもらった結果、400万円ぐらいかかるということになりまして……(何事か呼ぶ者あり)
それが6月3日金曜日だったと思います。その後、学校のほうから中止というメールが保護者宛てに行っていると思います。その間に教育
委員会としては、ろ過器が故障して、学校としては今年度中止という話を聞いたんですけれども、何とか子どもたちにプール授業をしていただきたいという思いから、民間委託できないかと検討して、業者のほうからオーケーという話をいただきました。確かに調整のほうができていなくて、学校のほうは先に中止というふうにメールされていた事実は知っております。ただ、それを受けて、昨日、「どうしますか」と学校に確認したところ、「行いたい」という旨で伺っております。
22: ● 上田くによし
委員 保護者なり生徒がどんな対応になっていたか少し具体的に申し上げますと、例えば3年生は、当初から、1年生の入学時から既にプール授業が中止になっていましたから、今回の中止の連絡を受けて、中学校の3年間ではプール授業がないということで、水着の必要がないというふうに受け止められたんです。そしたら、その3年生が使おうと思ってご用意された水着は必要がないので、ほかの人にあげたりとか譲ったりとか、そういったことを、このプールに関わっては対応が進められてきて、実際にそのような声も聞いているんです。
ですので、3年生、1年生、2年生、全学年で行うということなのかどうかと、ある程度、水着なんかは指定があるとは思う。一定のこういうようなものを用意してくださいというような案内があると思うんですけども、3年生ですと最後で、多分1回、2回、何回あるのか分からないんですけれども、そういった準備物については、少し柔軟な指示をいただけるようにお願いができたらなと思います。
23: ●
今井りか委員長 ほかにありませんか。(「ちょっと協議会にしてもらって、聞いていいですか」と呼ぶ者あり)
協議会にします。
午前10時17分 協議会
───────────────
午前10時25分 再 開
24: ●
今井りか委員長 委員会に戻します。
教育総務課長。
25: ●
教育総務課長 最初に訂正のほうをお願いいたします。6月3日にろ過器の故障が分かったというのが、5月27日です。5月27日に故障が分かりました。その後、市として、5月30日月曜日に、いろいろ検討して、民間委託ということでコナミのほうに行かせていただいて、31日に見積書を頂きました。その中身を検討して、6月1日にコナミで実施したいというふうに教育
委員会としては決定しております。
26: ●
今井りか委員長 上田
委員。
27: ● 上田くによし
委員 私のほうで少し保護者に向けて案内があった書類の時系列の確認をいたしましたので、その点と少しそごがあるかと思いますので、皆さんと意識の確認をしたいと思います。
今お話のあったように、もともとプール授業については、今回、前向きにご準備を進めていただいておりましたので、学校のほうで水着の販売の予定もしていただいていました。その中で、5月27日にろ過器の故障が発見をされたので、「今年のプール授業が行えるかどうかは未定の状況になったため、水着の販売を来週予定していましたが、中止します。ですので、保護者の方が週末にお買物をされようとするのであれば、少しとどまりおきください」というふうな案内がありました。
明けまして5月30日に、このろ過器の故障について、教育
委員会とプール授業について協議を行ったけれども、ろ過器を交換する方向で結論が出たと。つまり、「ろ過器の交換をするに当たっては時間を要するので、今年のプール授業は中止ということが最終的な結論です」というふうに5月30日に出されて、それは紙に書いたものも、それから「マチコミ」のメールでも案内があって、「楽しみにされていた皆さんについて残念なお知らせで申し訳ありません」というふうなところで話が伝わっていますので、全体としては、いろいろ協議を急がれて、何とか経験ができるような形に方向をつけていかれようとすることについては私自身は好意的に受け止めているんですけれども、少しその辺り、せっかくいい方向に話が進むのであれば、もう少し丁寧な調整が必要であったのではないかなというふうに感じます。よろしくお願いいたします。
28: ●
今井りか委員長 ほかに質疑は。高橋
委員。
29: ● 高橋圭一
委員 今の
教育総務課長の時系列、6月3日ではなくて、5月27日金曜日にろ過器の故障があったと学校側から報告があったと。これは金曜日でしたので、翌週5月30日に検討したと。5月31日に見積りを出そうということで、これは見積りが来たのか。ということは、コナミにいつ連絡したのか、ちょっとここが不明やけれど。今の上田
委員の話だと、5月30日にはろ過器の交換を決定したということと、これ、実は矛盾していますよね。30日に検討したということやけど、30日にはろ過器の交換の決定によって中止だという結論が出たという、ここはちょっと全然話が違うような気がするので、もう1回ここの説明だけお願いします。30日がちょっと違うと。
30: ●
今井りか委員長 教育
委員会事務局副局長。
31: ● 教育
委員会事務局副局長 もう一度時系列を整理させていただきますと、
委員おっしゃったように5月27日にまず第一報がございました。そのままではもちろん使えないということで、一旦、プールを再開するにはろ過器の交換とかが必要になりますということで、そのときに、同時に教育
委員会といたしましては、何とか今年度プールを再開したいという思いがありまして、コナミのほうに可能かどうかというのを教育
委員会のほうで直接交渉に当たったところです。
その間に、学校長のお話では、水着の購入のご案内をしていたものなので、そのまま、できるかどうか分からないのに、購入していただくと経済的な負担、余計な経済的な負担をしていただくのは申し訳ないということで、一旦、学校として中止という結論づけたご案内をさせていただいたとは思います。
その後、31日付で、先ほどおっしゃったようにコナミの見積りを頂きまして、何とか可能だろうという判断をして、今回のご報告に上がった次第です。その辺の行き違いということで、大変申し訳なく思いますが、何とか子どもたちのプールを実施したいという思いの中でのそごでございます。ご理解をお願いいたします。
32: ● 高橋圭一
委員 恩があだになってしまったという言葉が適切かどうか分からないですけれど、教育
委員会としては、他中学校もせっかくやるんだからということで、こういうことが発生したということに対して、何とかしてあげようという思いは今のお話でも十分分かります。ただ、そこが、学校現場に対して、学校現場は水着の販売ということもあったのでということで、たった1日の話なんですよね。たった1日だけ、学校に「ちょっと待ってね、見積りが出るから」ということで、それでいけるかどうかという形で言っておけば、そのお便りを1日ずらすことによって混乱が避けられたんじゃないかなというふうに思います。この1日は結構大きいんですよね。だから、見積りが31日に来るであろうというのは分かっているわけだから、それは、見積りが来て、可能性があるんだから、「ちょっと学校は待ってね」というふうな形で言えればよかった問題じゃないかなと思うんです。不手際と言われるけれど、焦られていたのかどうか分からないけれど。ただ、先ほどの5月27日からだったら、先ほどの副議長のお話にもあるように、余裕はあったんじゃないかなと。緊急的にと言われるけれど、コナミに対してと言われるけど、余裕はもう少しあったんじゃないかなという気がするんですけど、それについてどうでしょうか。6月3日だったら余裕がなかったんやなと思ったんですけどね。1週間前でしょう。
33: ● 教育
委員会事務局副局長
委員のご指摘は真摯にお受けいたします。ただ、当初、プールを実施するという前提での中で、ろ過器の故障というのが判明した中で、当然、夏の期間しかプールを実施できないという中で模索した状態ですので、時間的な余裕があったのではないかということに関しては、教育
委員会としては、この方法が一番最善であったというふうには考えております。
34: ●
今井りか委員長 ほかに質疑はありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
35: ●
今井りか委員長 以上で質疑を終わり、説明を終わります。
以上をもちまして本日の
委員会を終了いたします。
なお、
委員会の報告につきましては、全文
委員会録とし、
委員長にご一任願いたいと思いますが、ご異議ございませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
36: ●
今井りか委員長 ご異議なしと認め、そのように決しました。
これをもって本日の
文教常任委員会を閉会いたします。本日はどうもご苦労さまでした。
午前10時34分 閉 会
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